新しい発見が見つかるかも？胸が熱くなるオススメのマイナースポーツアニメ8選
日本だと野球やサッカー、バスケなどが定番のスポーツであり、多くのアニメ作品の題材になっています。
しかし、他の種目のスポーツを題材にしている作品も、実は多く存在しているのです。
本記事ではそんなマイナースポーツのアニメ作品の中でも、オススメの8作品をご紹介していきます。
ご紹介する作品の中には、あまり馴染みのないスポーツもあるかもしれません。
定番のありがちな作品に飽きてきた方は、是非、参考にしてみてください。
目次
「自転車ロードレース」に情熱を燃やすオタク少年『弱虫ペダル』
自転車競技に掛ける選手の想いに心が熱くなる
この作品は、高校生による「自転車のロードレース」を題材にした、心が熱くなる「青春スポーツアニメ」です。
アニメや漫画が大好きなオタク少年で、主人公の「小野田 坂道」は高校へ入学したら、「アニメ・漫画研究部」に入部しようとしていました。
しかしある日、中学時代から「ロードレーサー」として名を馳せていた「今泉 俊輔」に勝負を持ちかけられ「自転車のロードレース」の世界へと踏み込み、仲間とともに成長していくお話となっています。
他のスポーツにも同じことが言えるかもしれませんが、特にこの作品の題材となっている「自転車のロードレース」は長時間に渡って、長い距離を一人でこぎ続けるため、努力した分だけ結果に現れやすいスポーツと言えるでしょう。
そして、どれだけ自分の限界まで全力を出し切ることができるかも、重要となっています。
主人公である坂道をはじめ、それぞれの選手たちが「今、この瞬間に自分が持っている全てを、全力で出し切ってやる」という熱い想いが、この作品を観ているとヒシヒシ伝わってきます。
何か一つのことに打ち込んだことがある視聴者にとっては、選手たちの熱い想いやセリフに心が揺さぶられ、涙なしには観れないかもしれません。
「自転車競技」の世界に踏み込んだオタク少年の姿に感化される
この作品は自転車の競技をよく知らなかったり、インドア派だったり、何かに打ち込んだ経験が特にない方々でも楽しめる作品となっています。
その理由は、この作品の主人公がまるで運動とは無縁のオタク少年であるというギャップがとても面白く、自分と重ね合わせて作品を観ることができるからです。
オタクな心を持ち続けながらも、「自転車ロードレース」において登坂を得意とする「クライマー」の選手として才能を開花し、日々チームのために練習に打ち込む姿や、ロードバイクで風を切りペダルをこいで走り抜ける姿に感化された視聴者も多いのではないでしょうか？
実際に、インドア派な方や運動経験がなかった方が体を鍛え始めたり、ロードバイクに乗り始めたりする視聴者も多いようですね。
作品の主題歌・PV紹介
1期OP① ROOKiEZ is PUNK’D『 リクライム 』
1期OP② DIRTY OLD MEN『 弱虫な炎 』
2期OP① LASTGASP 『 Determination 』
2期OP② DIRTY OLD MEN『 リマインド 』
3期OP① 夏代孝明『 ケイデンス 』
3期OP② 夏代孝明『 トランジット 』
4期OP① Rhythmic Toy World 『 僕の声 』
4期OP② 佐伯ユウスケ『ダンシング』
5期OP① 04 Limited Sazabys『Keep going』
5期OP② Novelbright 『ラストシーン』
1期ED① アンダーグラフ『 風を呼べ 』
1期ED② AUTRIBE feat.DIRTY OLD MEN『 I’m Ready 』
2期ED① ROOKiEZ is PUNK’D 『 リアライズ 』
2期ED② MAGIC OF LiFE『 栄光への一秒 』
3期ED① 佐伯ユウスケ『 ナウオアネバー 』
3期ED② 佐伯ユウスケ『 タカイトコロ』
4期ED① THE HIGH CADENCE『 Carry the Hope 』
4期ED② ROUTE85『 Over the Limit 』
5期ED① Novelbright 『PRIDE』
5期ED② 佐伯ユウスケ『 アクション』
『弱虫ペダル LIMIT BREAK』PV第2弾
弱虫ペダルの作品情報
| 作品名 | 弱虫ペダル |
|---|---|
| ジャンル | 学園、自転車、少年漫画 |
| 放送形態 | TVアニメ |
| 放映時期 | 1st：2013年10月8日～2014年6月30日 2nd：2014年10月7日～2015年3月31日 3rd：2017年1月10日～2017年6月27日 4th：2018年1月9日～2018年6月26日 5th：2022年10月9日～2023年3月26日 |
| アニメーション制作会社 | トムス・エンタテインメント |
| キャスト |
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| 主なスタッフ |
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| 原作 | コミック／渡辺 航（秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載） |
©渡辺航（週刊少年チャンピオン）／弱虫ペダル05製作委員会
選手たちの努力と策略で強敵に立ち向かう『アイシールド21』
自分よりも強い相手に立ち向かっていく勇気が湧いてくる
この作品は、体当たりが激しい「アメリカンフットボール」なんて無縁そうな、臆病で大人しい主人公がチームのエースとして活躍したり、弱小チームが強豪チームと互角に戦う展開に胸が熱くなる作品です。
作品の主人公である「小早川 瀬那」は、幼いころからいじめられ気質で「パシリ」として過ごしていましたが、抜群の俊足の持ち主です。
瀬那はその能力をかわれ、アメフト部の主将である「蛭魔(ヒルマ) 妖一」 に強制的にアメフト部の入部をさせられます。
そして「光速のランニングバックのアイシールド21」として仕立て上げられてしまい、「アメリカンフットボール」の世界へ踏み込んでいきます。
瀬那は強豪校の選手に比べて背も小さく体格もヒョロヒョロで、とても臆病です。
しかし、練習や試合を重ねるごとに日に日に成長していき、臆病ながらも自分よりも体格のいい強い相手に立ち向かっていく姿が、本当にかっこよくて、観ている視聴者の心を揺さぶります。
また、瀬那が入部した泥門高校アメフト部「泥門デビルバッツ」は当初、部員が瀬那の他に二人しかおらず、多数の助っ人を借りるような弱小チームでした。
そんな弱小チームが強豪チームと互角に戦っていく展開も、胸が熱くなってしまう視聴者が多いのではないでしょうか？
悪魔のような天才に次第に魅了されていく
この作品の個性豊かなキャラクターたちもとても魅力的です。
特に瀬那を「アメリカンフットボール」の世界に強制的に引き込み、アメフト部の主将でもあるヒルマの存在は、この作品の中でも非常に大きい存在だったのではないでしょうか？
ヒルマは、普段からマシンガンを持ち、「脅迫手帳」で相手を脅かす、悪魔のような凶悪キャラぶりが面白くて癖が強いキャラクターの一人です。
また、ロンドンブーツ１号２号の「田村 淳」さんが声優をつとめたことにより、話題となりました。
「田村 淳」さんは声優が本業ではないので、最初は違和感を感じることもありますが、回を重ねるごとに悪魔のようなヒルマのイメージとぴったりハマるようになっていきます。
しかし、ヒルマの魅力はそれだけではありません。
この作品には、様々な才能と抜群の身体能力を持つ選手が多く登場します。
その中で、正直ヒルマは身体面において「凡才」のレベルです。
しかし「頭のキレ」に関しては、誰よりも群を抜く「天才」なのです。ヒルマは緻密な戦略や情報収集能力、駆け引きの上手さを駆使して、強豪チームと互角に渡り合っていきます。
そんなヒルマの才能に、次第に魅了されてしまう視聴者も多いかもしれません。
作品の主題歌・PV紹介
OP④ BACK-ON『 BLAZE LINE 』
ED⑤ BACK-ON『 a day dreaming… 』
アイシールド21の作品情報
| 作品名 | アイシールド21 |
|---|---|
| ジャンル | 少年漫画 |
| 放送形態 | TVアニメ |
| 放映時期 | 2005年4月6日～2008年3月19日 |
| アニメーション制作会社 | ぎゃろっぷ |
| キャスト |
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| 主なスタッフ |
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| 原作 | コミック／稲垣 理一郎（集英社｢週刊少年ジャンプ｣連載） |
©米スタジオ・ビレッジスタジオ／集英社・テレビ東京・NAS
激しい試合と頭脳戦の両方が味わえて胸が熱くなる『灼熱カバディ』
マイナースポーツだからこそ熱くなれる
そもそも「カバディ」とは、どんなスポーツなのでしょうか?
日本では、あまり聞きなれないスポーツかもしれませんね。
カバディはインドの国技であり、インド発祥のチームスポーツです。
カバディのルールは、鬼ごっこのルールと少し似ています。
攻撃側と守備側の２チームに分かれており、攻撃側が相手の守備側の人をタッチして、自陣に戻ってこれれば得点を獲得できます。
また、攻撃側が守備側の人をタッチしに行くときは、必ず「カバディ、カバディ」と息継ぎをせずに、連呼し続けなければいけません。
逆に守備側は、相手の攻撃側が自陣に戻らないよう防衛をします。攻撃と守備を交互に繰り返し、点数の多いチームが勝利となります。
この作品は、試合の中で生じる迫力満点の激しいぶつかり合いがとても熱く、面白い作品です。
また、フィジカル面だけでなく頭脳戦もハイレベルなもので、馴染みのないスポーツだからこそ感じられる新鮮さも面白くて、予測できない熱い展開に目が離せなくなる視聴者も多いでしょう。
自分の弱さを乗り越えていく過程に心が動かされる
この作品はキャラクターの心理描写や成長、努力、人物の背景などがそれぞれ丁寧に描かれているので、観ていると次第に感情移入して心が動かされる視聴者も多いのではないでしょうか？
特に、主人公である「宵越 竜哉」の成長していく様子は、筆者個人的にもグッとくるものがありました。
かつてはサッカー選手として「不倒の宵越」と呼ばれるほど、実力のある選手でしたが、チームメイトと亀裂が生じたことなどが原因でサッカーを辞めて、スポーツとは無縁の生活を送っていました。
しかし、ひょんなことからまた、チームプレイが必要になる「カバディ」と出会い、初心者の自分の弱さと向き合い、チームで戦っていくことの楽しさを学んで「カバディ」というスポーツに、どんどんのめり込んでいきます。
一度全てのスポーツから離れた主人公が、心の奥底にしまい込んでいた闘志を再び燃やすまでの過程に、観ている人の心が自然と動かされてしまいますよ。
作品の主題歌・PV紹介
1期OP 大平峻也『 FIRE BIRD 』
1期ED 内田雄馬『 Comin’ Back 』
https://www.youtube.com/watch?v=6M435aTH5DQ
『灼熱カバディ』本PV
灼熱カバディの作品情報
| 作品名 | 灼熱カバディ |
|---|---|
| ジャンル | スポーツ漫画、学園漫画 |
| 放送形態 | TVアニメ |
| 放映時期 | 2021年4月3日～2021年6月19日 |
| アニメーション制作会社 | トムス・エンタテインメント |
| キャスト |
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| 主なスタッフ |
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| 原作 | コミック／武蔵野創（小学館「マンガワン」連載中） |
©2020武蔵野創・小学館／灼熱カバディ製作委員会
煌びやかな世界とシビアな一面が垣間見える『ボールルームへようこそ』
社交ダンスのシビアな一面に驚かされる
この作品は「社交ダンス」の競技ダンスを題材にした作品です。
社交ダンスと聞いても、あまり胸が熱くなってしまうようなスポーツには思えないかもしれません。
しかし、そんなことはありません。
社交ダンスは立つ姿勢や、数歩歩くだけでも頭の先から足の先まで、神経を研ぎ澄ませなければいけません。
しかも、一緒に踊るパートナーと呼吸を合わせながら。
社交ダンスの審査基準として、個々の能力も重要になりますが、パートナーとの動きがしっかり調和しているのかも、重要な審査基準となっています。
体力面・精神面、そしてパートナーとの調和など様々な面において、非常にハードな競技となっているのです。
そんな「社交ダンス」のハードな面や、キャラクターたちのダンスに懸けるそ想い、パートナーに対する想いに胸が熱くなってしまいます。
素晴らしい画力に魅了される
この作品は画力、表現がとても素晴らしい作品です。
ダンスホールの照明の光彩や、その照明に照らされ輝くドレスに、キラキラと光る選手たちの汗、ダンスをしているときの躍動感など、素晴らしい描写と表現の数々が、この作品の魅力をより引き立てています。
さらに選手たちの細かな表情や心理描写も、丁寧に描かれているので、それぞれのキャラクターに対して思わず感情移入してしまう視聴者も多いでしょう。
またスポ根要素がありながら、選手たちが抱える苦悩がどこか芸術的で、他のスポーツアニメとは一味違った楽しみ方ができます。
作品の主題歌・PV紹介
1期OP UNISON SQUARE GARDEN『10% roll, 10% romance』
2期OP UNISON SQUARE GARDEN「Invisible Sensation」
1期ED 小松未可子「Maybe the next waltz」
2期ED 小松未可子「Swing heart direction」
『ボールルームへようこそ』PV第6弾
ボールルームへようこその作品情報
| 作品名 | ボールルームへようこそ |
|---|---|
| ジャンル | ダンス、スポーツ |
| 放送形態 | TVアニメ |
| 放映時期 | 2017年7月～2017年12月 |
| アニメーション制作会社 | Production I.G |
| キャスト |
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| 主なスタッフ |
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| 原作 | コミック／竹内友（講談社「月刊少年マガジン」連載中） |
©竹内友・講談社／小笠原ダンススタジオ
「フィギュアスケート」という美しい芸術作品に魅了される『ユーリ！！！ on ICE』
美しい音楽と丁寧で細かい描写に引き込まれる
この作品は「男子フィギュアスケート」を題材にしたお話です。
この作品の魅力ですが、とにかく何もかも「美しい」の一言につきます。
フィギュアスケートの照明に照らされた煌びやかな衣装や、シューズの刃によって削られ飛び散る氷の結晶、氷上の冷気、聞き惚れるような楽曲に合わせて氷上で舞う選手たちなど。
一つ一つの描写が、とても丁寧で美しく描かれているので、次第に観ている視聴者も目が離せなくなってしまうでしょう。
また、フィギュアスケートにおいて必須の音楽も、アニメ作品のために創られたものばかりです。
選手たちの演技の魅力を、最大限まで引き出させてくれるような美しい音楽となっています。
さらに、選手たちが氷上で舞う姿が、まるで実写のようにとてもリアルな動きで描かれていることに驚かされる視聴者も多いのではないでしょうか？
演技中に流れる解説もつけることで、よりリアリティを出していて、フィギュアスケートのテレビ中継を生で観ているかのような錯覚に陥ってしまいます。
しかし、実写では味わえない魅力も存在します。
それはカメラワークです。テレビ中継でなじみのある構図かと思いきや、ジャンプのタイミングで選手のスケートシューズに焦点を合わせたり、演技中の細かい選手の表情をアップで捉えたりなど、実写のテレビ中継では味わうことができない細かい部分まで楽しむことができるのです。
ドキドキするような師弟関係に魅了される
それぞれのキャラクターの人間模様にも注目の作品です。
特に注目すべきなのはやはり、この作品の主人公である「勝生勇利」と「ヴィクトル・ニキフォロフ」の師弟関係でしょう。
この二人の師弟関係は、胸が熱くなるようなスポ根要素のある関係ではありません。
一緒に温泉に入るシーンや、ペアリングの指輪を送ったりなど、むしろ腐女子向けのあざとい描写が多く存在します。
しかし、二人の関係はただ単純に腐女子向けの関係というわけではありません。
スケートを通して感じる「選手」と「コーチ」というそれぞれの立場で垣間見える葛藤や苦悩が、二人の関係に大きく影響を与えているようでした。
そして、それらの影響が二人の愛ある師弟関係へと結びつき、そのやりとりが多くの女性の視聴者の心を射止めてしまうのでしょう。
勿論、この作品の魅力はあざとく匂わせな描写以外にも多く存在しますので、その方面にはあまり興味がないという方でも楽しめる作品となっています。
作品の主題歌・PV紹介
1期OP DEAN FUJIOKA『 History Maker 』
1期ED YURI!!! on ICE feat. w.hatano『 You Only Live Once 』
『ユーリ！！！ on ICE』PV
ユーリ!!! on ICEの作品情報
| 作品名 | ユーリ!!! on ICE |
|---|---|
| ジャンル | フィギュアスケート |
| 放送形態 | TVアニメ |
| 放映時期 | 2016年10月～2016年12月 |
| アニメーション制作会社 | MAPPA |
| キャスト |
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| 主なスタッフ |
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| 原作 | オリジナルアニメ |
©はせつ町民会／ユーリ!!! on ICE 製作委員会
ラグビーを知らない女性にもおすすめ！イケメンラグビー選手の日常を描いた『number24』
イケメンラグビー選手の日常が面白い
この作品は、大学ラグビー部のマネージャー兼トレーナーの主人公が、チームの中心となり活躍していくお話で、個性豊かなイケメンラグビー選手たちの日常が面白い作品です。
キャラクター同士の会話のテンポも早く、たまに芸人レベルのツッコミを会話内で挟んでくるので、思わずクスリっと笑ってしまいます。
また、腐女子向けの要素も含まれているので、ラグビーをあまり知らない女性でも楽しんで観ることができるでしょう。
また、この作品は作画がとても綺麗です。
というのも、この作品のラグビーの練習やグラウンド、キャンパス等の背景は、大学ラグビーの強豪校「同志社大学」が実際にモデルとなっています。
大学の体育会ラグビー部の協力のもと、練習風景の撮影と取材を重ね、タックルやスクラムなどの本格的なラグビーシーンも魅力的な作品です。
可愛い顔した主人公のギャップがいい
この作品の主人公である「柚木 夏紗」も、この作品の魅力の一つです。
夏紗は、エースとして期待され「堂紫社大学ラグビー部」に入部しますが、ある事故により怪我を負ってしまい、選手生命を絶たれてしまいます。
そんな夏紗が今度は選手としてではなく、マネージャー兼トレーナーとしてチームの中心となり活躍していく設定が、これまでのスポーツアニメの主人公とは異なっており新鮮です。
また、夏紗は可愛い小動物のようなアイドル顔をしているにも関わらず、ドSで毒舌なところが面白いです。
特に夏紗の先輩である「上丘 伊吹」との絡みは非常に面白いので、注目して観てみてください。
そして夏紗は見た目によらず、芯がとても強い子です。
怪我をして選手としては活躍できなくなった自分でも「かっこいい」と思えるように、チームのために動き続けます。
そんな彼の姿に、好感を持てる視聴者も多いのではないでしょうか？
作品の主題歌・PV紹介
1期OP 小林正典『SET！』
1期ED① 柚木夏紗(CV：河西健吾)／真行寺清一郎(CV：鈴木崚汰)『君といるなら』
1期ED② 柚木夏紗(CV：河西健吾)／上丘伊吹(CV：柳田淳一)『COMICAL TRY！！』
1期ED③ 柚木夏紗(CV：河西健吾)／都留靖也(CV：小松昌平)『Every Fight』
『number24』PV第1弾
number24の作品情報
| 作品名 | number24 |
|---|---|
| ジャンル | ラグビー、スポーツ |
| 放送形態 | TVアニメ |
| 放映時期 | 2020年1月～2020年4月 |
| アニメーション制作会社 | ピー・アール・エー |
| キャスト |
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| 主なスタッフ |
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| 原作 | オリジナルアニメ |
©number24
美しい世界観と男子高校生たちの熱い青春を描いた『Free！』
美しい「水の世界観」に魅了される
この作品は、非常に作画の美しい作品になります。
「男子水泳部」を題材とした作品なので、プールを中心に「水」をメインに描かれる描写が多いです。
絵やイラストを描くのが趣味だったり、仕事にしている方であれば一度は思ったことがあるかもしれませんが、「水」の表現って、ちょっと難しいですよね。
なぜなら「水」の表現には「これだ！」という正解がないからです。
ましてや、その表現をアニメーションにおいて自然に落とし込むことは、かなり難しいと言われています。
しかしこの作品は飛び散る水しぶきや、光に反射してキラキラと輝く水面、水の流れ、動き、透明感などが非常に美しく、より自然に表現されているのです。
そんな美しい水の世界観に魅了されてしまう視聴者も多いのではないでしょうか？
また、イケメン男子たちの美しい筋肉も、この作品の魅力の一つです。
あまりにも美しい筋肉に思わずうっとりしてしまう女性視聴者や、あの筋肉に憧れる男性視聴者も多いかもしれません。
男子高校生たちの成長と青春に心が動かされる
この作品は「男子水泳部」の美しくも、熱い青春を描いた作品でキャラクターの心理描写や、人物の背景が理解できるエピソード、心の成長がとても丁寧に描かれています。
そのため、水泳が大好きなのに様々な苦悩や葛藤、挫折にぶち当たってしまう彼らの姿に、感情移入してしまう視聴者が多いかもしれません。
壁にぶち当たりながらも、真摯に向き合い、成長していく姿に多くの視聴者が心を動かされ胸が熱くなってしまいます。
また彼らの目線の動きや、細やかな表情の変化の機微が、男子高校生ならではの青さを表現していて、そんな姿に胸キュンしてしまう女性視聴者も多いようです。
さらにそんな彼らが歌うキャラソンも、まるで「イケメンアイドルグループ」のようで、この作品の魅力の一つでもあります。
気になる方は公式サイトまたは、下記よりご紹介する作品の主題歌一覧の映像を観てみてくださいね。
作品の主題歌・PV紹介
1期OP OLDCODEX『 Rage on 』
2期OP OLDCODEX『 Dried Up Youthful Fame 』
3期OP OLDCODEX『 Heading to Over 』
1期ED① 七瀬 遙 (CV：島﨑信長)／橘 真琴 (CV：鈴木達央)／ 松岡 凛 (CV：宮野真守) ／ 葉月 渚 (CV：代永 翼)／ 竜ヶ崎怜 (CV：平川大輔) 『 SPLASH FREE 』
1期ED② 七瀬 遙 (CV：島﨑信長)／橘 真琴 (CV：鈴木達央)／松岡 凛 (CV：宮野真守) ／ 葉月 渚 (CV：代永 翼)／ 竜ヶ崎怜 (CV：平川大輔)『EVER BLUE』
2期ED② 七瀬 遙 (CV：島﨑信長)／橘 真琴(CV：鈴木達央)／ 葉月 渚 (CV：代永 翼)／ 竜ヶ崎 怜 (CV：平川大輔)／ 松岡 凛 (CV：宮野真守)／ 山崎宗介 (CV：細谷佳正)／ 似鳥愛一郎 (CV：宮田幸季)／御子柴百太郎 (CV：鈴村健一)『 Clear Blue Departure 』
3期ED② 七瀬 遙 (CV：島﨑信長)／橘 真琴 (CV：鈴木達央)／松岡 凛 (CV：宮野真守) ／ 葉月 渚 (CV：代永 翼)／ 竜ヶ崎怜 (CV：平川大輔)『 Blue Destination 』
『劇場版 Free！-the Final Stroke-』PV
『Free！』PV第3弾
Free！の作品情報
| 作品名 | Free！ |
|---|---|
| ジャンル | 学園、水泳 |
| 放送形態 | TVアニメ |
| 放映時期 | 1st：2013年7月4日～2013年9月26日 2nd：2014年7月3日～2014年9月25日 3rd：2018年7月12日～2018年9月27日 |
| アニメーション制作会社 | 京都アニメーション／アニメーションDo |
| キャスト |
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| 主なスタッフ |
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| 原作 | 映画／「ハイ☆スピード!」おおじ こうじ（KAエスマ文庫/京都アニメーション） |
©おおじこうじ・京都アニメーション／岩鳶高校水泳部
弓道を愛する全ての人たちに観てほしい青春ストーリー『ツルネ』
綺麗で繊細な映像と音に心が惹かれる
この作品は繊細で美しい映像と、細かい音の演出が素晴らしい作品です。
この作品の題材となる「弓道」は、他のスポーツのように激しい動きや、派手な技を繰り出すことがありません。
「弓道」はスポーツでありながら武道であり、細かい作法や決まりが多く存在するため「頑張れ！」と応援したり、矢が的中したときに嬉しくて思わず声を上げたりすることもできないのです。
よって、激しく派手なスポーツのアニメ作品が好きな方にとっては、むしろ地味に感じてしまう方々も多いでしょう。
しかし、道場の静かで緊張感のある張り詰めた空気、ゆっくりとした動作など「静寂」を極めた「弓道」ならではの世界観が、とてもリアルに描かれており、弓道経験のある筆者にとっても思わず興奮してしまうような作品でした。
また「弦音」のカーンという美しい響きや爽やかな風の音、すり足で歩く足の音、道着のすれる音まで、細かい音による演出の数々が、この作品には施されています。
そんな演出が観ている視聴者も、キャラクターたちと同じ場所にいるかのような緊張感と空気感を味わわせてくれるのです。
主人公が苦しむ射癖に感情移入して心が揺さぶられる
弓道を志した経験がある方であればであれば、主人公の「鳴宮 湊」が苦しむ「早気」という射癖を、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか？
そもそも「早気」とは弓を引き分けた後に十分な伸び合い「会」を持たずに、すぐに手を離してしまう癖のことで、多くの弓士が悩まされる射癖の一種であり、克服するのに時間が掛かる場合もあります。
原因としては、様々な要因があります。
十分な伸び合いをしなくても的に的中するようになったり、当てたいという強い想いからどんどん「会」が短かくなったり。
道具や弓を新しくしたり、骨格の使い方が間違っていたり、弓を引く際に余分な筋肉に力が入っていたりすることで射形が悪くなり「会」が保てなくなるなど様々です。
また数多くある原因の中で最も厄介なのが、顔や耳、腕などを打ったことがある経験などから生じる「トラウマ・恐怖心」です。
かく言う筆者も弓道の経験があり、恐怖心がきっかけで3年?4年ほど「早気」に悩まされていました。
本来であれば、矢が鼻下から口の間の「口割り」の間にくるまで弓を引き分けてきますが、筆者の場合、目から下にどうしても引き分けることができず体が固まってしまうのです。
頭では理解しているのに「恐怖心」が邪魔をします。
また「恐怖心」を克服しても、次は射形が崩れて「会」が保てなかったりだんだん「負の連鎖」にハマっていきます。
湊が「早気」になった原因は、筆者とは違いますが複数の原因が重なったりすると、何が原因なのか分からなくなったり落ち着いて分析できなくなり、焦りも生じて「早気」から抜け出せなくなることもあるのです。
どの学校の部活にも、ちゃんと直してくれる指導者が必ずしもいるとは限らないなかったり、中学生・高校生は精神的に未熟な面もあり射形よりも的中を重視して湊のように苦しむ学生も多く、観ていて胸が苦しくなるほど感情移入してしまう視聴者が多いのではないでしょうか？
そんな「早気」に苦しみ一度は弓道から逃げ出してしまった彼が、もう一度自分と向き合いひたむきに努力を積み重ねていく姿を観て「自分ももう一度頑張ってみよう」と励まされることもあるでしょう。
弓道を愛する全ての方に、一度は観てほしい作品なので是非、ご視聴してみてくださいね。
作品の主題歌・PV紹介
1期OP ラックライフ 『 Naru』
1期ED ChouCho 『オレンジ色』
2期OP ラックライフ『℃ 』
2期ED 丁『ヒトミナカ』
劇場版主題歌 ラックライフ『Hand』
『ツルネ』PV第2弾
ツルネの作品情報
| 作品名 | ツルネ |
|---|---|
| ジャンル | 部活動、青春 |
| 放送形態 | TVアニメ |
| 放映時期 | 1st：2018年10月22日～2019年1月21日 2nd：2023年1月5日～2023年3月30日 |
| アニメーション制作会社 | 京都アニメーション |
| キャスト |
|
| 主なスタッフ |
|
| 原作 | 文庫／綾野ことこ（KAエスマ文庫／京都アニメーション） |
©綾野ことこ・京都アニメーション/ツルネ製作委員会
まとめ
今回はマイナースポーツアニメの作品を8作品、ご紹介しました。
見たことがあるようなスポーツから、あまり馴染みのないスポーツまで様々な種目のアニメ作品が存在します。
筆者個人的にはこうした作品を観ることで、あまり知らなかったスポーツについて知ることができて、新鮮さもあり、とても楽しいです。
今回、ご紹介した作品を観て懐かしい青春を思い出したり、励まされたりしてもらえたら幸いです。
本記事が、最後まで記事を読んでくださった皆さまの、世界を広げるような作品と出会うきっかけとなりますように。
Webライターとして活動中。 少女、女性漫画・アニメは勿論、幅広い範囲のアニメと漫画を楽しんでいます。最近では原作の小説を読んだり、趣味で小説を書いたりして楽しんでいます。
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