「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」にドはまりしていく魅力に迫る!

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」(通称ダンまち)は、ライトノベル原作の人気ファンタジーアニメです。タイトルのインパクトから異世界転生系と思われがちですが、異世界転生ではない通常のファンタジー作品になっています。

まだ見たことがない人、気になってはいるがなかなか見る機会がないという方に作品の魅力を紹介していきます。

ダンまちとは

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」は、「ダンまち」という略称が定着しています。

大森藤ノのライトノベルが原作となっていて、既刊は2022年12月現在で37冊に及び、男性女性問わず人気の高い作品です。2015年にアニメ化されると、大きな話題となりました。

1期放映以降、2022年までに4期まで制作・放映されています。

ダンまちの世界観

「円形都市オラリオ」とその地下に広がる「ダンジョン」を舞台に物語が進んでいきます。

主人公である「ベル・クラネル」がオラリオで出逢う仲間やヒロインと共に英雄へと成長する王道サクセスストーリーです。

基本設定1「モンスターとダンジョン」

「ダンジョン」は地下に幾層もに広がる迷宮であり、ダンジョンから無限に生み出される「モンスター」は、人間やダンジョン内に立ち入った者に襲いかかる存在です。

主人公である「ベル・クラネル」が生きる時代には、遠い昔にモンスターと戦った英雄たちの活躍を描いた英雄譚がおとぎ話として伝えられています。

基本設定2「神の存在・ファミリアとバベル」

数千年前に地上に「神々」が降臨し、人間を「眷属」として様々な「ファミリア」を作ります。

ファミリアとは、簡単に言えば神を親としたチームの様なもの。

一人の主神に対して一つのファミリアとなるため、沢山のファミリアが生まれます。

ダンジョンの上には「バベル」という塔が建設され、モンスターを閉じ込めたために地上に一定の秩序と安定がもたらされます。

基本設定3「神の設定と恩恵」

天界では絶大なる力を持っている神。

天界での退屈に耐えられなくなった神々は、下界に降りると絶大なる力を封じられる代わりに「神の恩恵」として様々な能力を与えることができます。

ゲームでいう「レベルアップ」と「ランク」要素も存在し、ゲーム世界同様に高レベル・高ランクになるほど強さや能力は増していきます。

ダンまちのストーリー

主人公のベル・クラネルは祖父の教育や英雄譚への憧れから「出会い」を求めてオラリオを訪れ、物語が動き出します。

神「ヘスティア」と出会いヘスティアファミリアの一員になった後、ダンジョンでの冒険、仲間との出会いを通じて英雄になっていく過程を描いていきます。

ダンまちの魅力

基本設定やキャラ情報を紹介したところで、いよいよダンまちの魅力へと踏み込んでいきましょう。

童心をくすぐる冒険の世界

「ダンまち」の魅力のひとつとして、物語の舞台が「冒険の世界」であるということ。

漫画好き、ゲーム好き、アニメ好きならば誰しもが一度は思い描いたことがあるのではないでしょうか。

「モンスターと戦って生活したい」「この動物倒したらお金に変わらないかな」と。

もちろん、現実的にあり得ないからこそ、妄想をしてしまうのですが、人間に害をなす生物を討伐して生計を立てられる世界に憧れを抱く人は少なくないはずです。

ダンまちでは、モンスターを討伐すればレベルが上がり、モンスター討伐後の魔石が換金でき、強いモンスターを討伐すると英雄になれます。

このような、現実逃避思考を加速させる要素が盛りだくさんだからこそ沼っていくのです。

また、中世ヨーロッパの様な街並みが描かれるシーンがあるかと思えば、一方では日本の遊郭や色町を思わせる街並みがあるなど、世界的視点で童心をくすぐるポイントが散りばめられていることも魅力の一つといえるでしょう。

成長していく主人公の魅力

アニメや漫画に途中で飽きてしまう原因として、強引なストーリー展開・無理やりすぎる主人公補正があります。

しかし、ダンまちでは主人公である「ベル・クラネル」は決して最強ではありません。初期段階からバッサバッサとモンスターをなぎ倒していく実力がある訳ではないのです。

むしろ、ヒロインの一人である「アイズ・ヴァレンシュタイン」との出会いはモンスターに殺されそうなところを助けてもらうという、男性としては恥ずかしい出会いであり、その後何度もヒロイン達にピンチを救ってもらうことになります。

「手のかかる子ほどかわいい」という言葉がありますが、まさにこの「ダンまち」では、主人公の成長の過程を見ることで一話一話引き込まれていくのです。

忘れかけていた熱い気持ちを思い出させるストーリー

大人になるにつれて、色々な経験や得た知識から物事に対してあまり感動しなくなったり、どこか冷めた視点で感情をコントロールしてしまうようになっていませんか?

ダンまちにハマると、素直に感動できた気持ち、涙を流せたあの頃を取り戻すことができます。

と言うのも、ダンまちでは先に記述したとおりに主人公が成長して強くなっていきます。

その成長過程において巻き起こる様々な出来事や騒動を描いていくストーリーですから、胸熱くなるのです。

仲間を信じる素直な気持ち。
誰かを大切に思える優しさ。
憧れに向かって努力するひたむきさ。
思いが叶って成就する達成感。

言うなれば誰しもが通ってきたであろう「青春」を、アニメを通じて思い出せてくれる様な体験ができるのです。

主人公を取り巻く女性キャラの魅力

ダンまちの魅力を語るうえで絶対に外すことができないのが女性キャラについてです。

ダンまちは女性キャラが割合的に多いのですが、登場キャラの多さに埋もれないほど、一人一人のキャラが魅力的です。

ヘスティア

メインヒロインの一人でもあるヘスティアは、「ロリ巨乳」という言葉がぴったりな可愛らしさと男性の夢が詰まったキャラクターです。

ヘスティアが通常着ている服は社会現象にもなり、人気の要因の一つにもなっています。

通称「あの紐」と呼ばれるヘスティアの豊満な胸から背中にかけて通っている紐は、アニメ公開と同時に大きな話題になり、コスプレイヤーがこぞって再現するなど「ダンまち」人気を高めた密かな要因といえるでしょう。

アイズ・ヴァレンシュタイン

アイズ・ヴァレンシュタインの魅力は、超有名人気キャラの「綾波レイ」に通じるところがあります。容姿端麗ながらも多くを語らず、表情や空気感で視聴者を引き付けるミステリアスな印象はまさにそれ。

しかし実際にはコミュ障な一面があり、本編では探れないアイズの魅力が詰まった外電作品「ソードオラトリア」は一見の価値ありです。

正統派美少女といったキャラデザインに、推しとなる人も多いのではないでしょうか。

「ダンまち」アニメ作品を見る順番

もし今からダンまちを見ようと思っても、適切な順番で視聴しないと楽しめなくなる場合があります。

そこで、派生作品も含めておすすめの視聴順を紹介します。

1「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」第一期(2015年)
2「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかOVA」(2016年)
3「ソードオラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝」(2017年)
4「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか―オリオンの矢―」劇場版(2019年)
5「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ」第二期(2019年)
6「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡOVA」(2020年)
7「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ」第三期(2020年)
8「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢOVA」(2021年)
9「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ」(2022年)

OVAはストーリーに直接関わらない内容であるため、どのタイミングで視聴しても大丈夫ですが、基本的に上記の流れ(公開順)で視聴することがおすすめです。

まとめ

ダンまちの魅力について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

正直なところ、ネタバレを意識すると魅力の半分も紹介することができないのが本音です。

紹介したポイントで少しでも見て見たい、興味がわいたという方であれば実際に視聴した時の魅力は想像を絶するほどだと思います。

そんな魅力溢れる「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の世界に、あなたもハマってみませんか?

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかの基本情報・主な配信サイト

作品名 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
ジャンル ファンタジー
放送形態 TVアニメ
放映時期 第1期:2015年4~ 6月
第2期:2019年7~9月
第3期:2020年10~12月
第4期 新章 迷宮篇:2022年7~10月
第4期 深章 厄災篇:2023年1~3月
アニメーション制作会社 J.C.STAFF
キャスト
    ベル・クラネル:松岡禎丞
    ヘスティア:水瀬いのり
    アイズ・ヴァレンシュタイン:大西沙織
    リリルカ・アーデ:内田真礼
    ヴェルフ・クロッゾ:細谷佳正
    ヤマト・命(ヤマト・みこと):赤﨑千夏
    サンジョウノ・春姫(サンジョウノ・はるひめ):千菅春香
主なスタッフ
    監督:山川吉樹(第1期)、橘秀樹(第2期以降)
    シリーズ構成:白根秀樹、大森藤ノ(第4期)
    キャラクターデザイン:木本茂樹
原作 ライトノベル/大森藤ノ(GA文庫)

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち4製作委員会
©Fujino Omori/SB Creative Corp. illustration:YASUDA SUZUHITO
©Silbird, Inc. published by GREE, Inc.
©WFS
©MAGES.

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の主な配信サイトをチェック!

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