実写映画化もされた大人気作!東京喰種-トーキョーグールってどんな話!?

東京喰種-トーキョーグールは、石田スイによって週刊少年ヤングジャンプで連載されていたマンガが原作で、2014年からテレビアニメ化、その後舞台化・実写映画化された作品です。

当時のヤングジャンプで看板作品だった「東京喰種-トーキョーグール」ですが、作者の石田スイにとってはなんとデビュー作でした。

戦闘シーンの迫力はもちろん、緻密に作り上げられた設定、幾重に張り巡らされた伏線が魅力的な作品です。

東京グールのアニメは、4作構成になっています。
(第1期)東京喰種トーキョーグール
(第2期)東京喰種トーキョーグール√A
(第3期)東京喰種トーキョーグール:re
(第4期)東京喰種トーキョーグール:re

第2期にあたる東京喰種トーキョーグール√Aは原作者である石田スイ原案のアニメオリジナルストーリーになっているなど、それぞれ魅力が溢れています。

本記事では、物語の始まりであり、原作ファンからも絶賛された第1期の東京喰種-トーキョーグールについて紹介していきます!

東京グール
© 石田スイ/studioぴえろ

東京喰種-トーキョーグールのあらすじ紹介!基本は現代SFながら視聴者を考えさせる展開の数々とは!?

人間社会に紛れ込み人を喰らう喰種(グール)という存在に脅かされている東京が舞台となっています。

そんな東京で読書好きの平凡な大学生の主人公・金木研(以下カネキ)は喫茶店「あんていく」で出会った少女・神代利世(以下リゼ)と好みの小説をきっかけに本屋デートをすることになります。

デートの帰り道、実は正体を隠していて、人喰いの喰種であったリゼが突如カネキに襲い掛かり瀕死の重傷を負います。

しかし、突然リゼの頭上に鉄骨が落下したことで危機を逃れます。

重傷であったカネキは医師の判断によって喰種であるリゼの臓器が無断で移植されることになり一命を取り留めます。

目を覚ましたカネキの体には異変が起こっていました。

今まで何も思わず食べてきたものがとてつもなく感じるようになり、その代わりに人肉に食欲をそそられるようになっていたのです。

それは紛れもなく喰種の性質でした。

人肉にそそられ苦悩するカネキに、あんていくの店員であり実は喰種であった店長の芳村と店員の霧島董香(以下トーカ)に人肉を分け与えてもらいますが、空腹による飢えと人間としての尊厳を守ることの間で激しく葛藤します。

半端者の自分には居場所はないと悲嘆にくれるカネキでしたが、芳村から「人と喰種のどちらの世界にも居場所を持てる唯一の存在である」と諭されたことで、喰種としての生き方を学ぶためにあんていくの店員として勤務することになり、カネキは自身の生き方を模索していくというストーリーです。

東京喰種-トーキョーグールのキャラ紹介!喰種も人間も個性豊かなキャラクターたちが揃う!

金木 研(かねき けん)- cv花江夏樹さん

本作の主人公です。

23区内で1人暮らしをする大学生です。

リゼとの出会いをきっかけに半喰種になってしまい、人間であった自分との違いに悩み葛藤します。

喰種の力をコントロールしきれず、力を使う時は片目だけに赫眼と呼ばれる喰種の特徴が現れます。

元々は黒髪の大人しそうな見た目で、優しい温和な性格でしたが、終盤にアオギリの樹という喰種組織のヤモリに拉致され、執拗な拷問を受けたストレスから髪は白髪に染まり、爪は赤黒く変色し性格も敵に対しては容赦をしないように変化します。

霧嶋 董香(きりしま とうか)-cv雨宮天さん

本作のヒロインで、トーカと呼ばれます。

高校2年生で、右目を前髪で隠しています。

「あんていく」でアルバイトをしており、カネキには喰種としても店員としても先輩にあたります。

男勝りな性格で、他者にぶっきらぼうな言動をとることが多いですが、弱い立場の者には気遣いを見せたりすることもあります。

その反面激情に駆られて人間を殺したりするなど凶暴な一面も持っています。

高校の同級生である親友の依子の手料理を無理して食べるなど、全ての人間に対して敵意を向けるというわけではなく、カネキが友人のヒデに対して悩んでいる時も背中を押すような言葉をかけます。

喰種として壮絶な過去を経験しており、半喰種であるカネキに対しては複雑な感情を抱いてはじめは彼をないがしろに扱っていましたが、次第に仲間として認識するようになります。

ウサギの仮面をしており、人間側の喰種に対応するための組織であるCCGからは「ラビット」と呼ばれます。

芳村(よしむら)- cv菅生隆之さん

あんていくの店長である初老の喰種男性です。

20区の喰種たちのバランスを取るために各喰種たちの縄張りを決めたり、弱くて人を襲えない喰種のために人間の肉を分け与えています。

その人間の肉も自殺者の肉体を探して回収しており、「あんていく」という場所も含めて人と喰種の共生を目指している様子が示されていました。

アオギリの樹に拉致されたカネキの救出を行うなど仲間思いのリーダーです。

四方 蓮示(よも れんじ)-cv中村悠一さん

あんていくのメンバーで、大柄な体格に銀髪が特徴の男性喰種です。

周囲からはヨモと呼ばれています。

過去には店頭に出ていたそうですが、現在は情報収集や自殺者の遺体集めといった裏方任務を担当しています。

寡黙で無愛想ですが誠実な人柄で、周囲からの信頼も厚いです。

トーカやカネキに格闘の手ほどきをするなど高い戦闘能力を持っています。

西尾 錦(にしお にしき)-cv 浅沼晋太郎さん

メガネをかけた茶髪の男性で、カネキと同じ大学の2年生です。

神経質で攻撃的な性格をしており口の悪さが目立ちます。

人間を捕食していた現場に偶然居合わせたカネキを自身のテリトリーを荒らす喰種だと勘違いし、報復としてカネキの親友であり、ニシキにとっても大学の後輩であるヒデを捕食しようとしますが、喰種としての力を発揮したカネキに返り討ちにあいます。

その後姿をくらましますが、負傷が原因で14区で喰種集団に襲われてしまっていたところを偶然居合わせたカネキに救われます。

助けてくれたカネキに対して素直になれず悪態をつきますが、月山に拉致された恋人の貴未をカネキ・トーカと共に救出し以降は和解します。

喰種である自分を受け入れてくれた貴未へのけじめから人を殺さずに食物を得る方法を選び、あんていくに勤務することになります。

月山 習(つきやま しゅう)- 宮野真守さん

カネキ達と同じ20区で暮らす青年の喰種です。

捕食対象の部位を選り好みするなど、食事に対する強いこだわりを持っています。

CCGからはSレート喰種「美食家(グルメ)」と呼ばれています。

性格は、財閥の御曹司という立場もありナルシストで利己的な部分が強く、普段は気取った言い回しをします。

感情が昂ると激情に任せて行動することも多いですが、自身が認めた相手には敬意を払っており、その独特な性格と行動で、作中屈指の人気キャラです。

神代 利世(かみしろ りぜ)-花澤香菜さん

カネキが喰種となったきっかけとなったキャラクターです。

謎が多いキャラクターで、物語の鍵を握っています。

趣味は読書で、日頃はお淑やかで理知的に振る舞い、あんていくで本を読む姿にカネキも惚れていましたが、本性は自由奔放で貪欲で無差別に人を襲い食欲を満たす喰種でした。

CCGからは「大喰い」と呼ばれて危険視されており、他の喰種との関係も良くありませんでした。

ウタ-櫻井孝宏さん

4区でマスク屋を営んでいる男性です。

マイペースな性格で、ピアスとタトゥーが特徴的な見た目ですが、攻撃的な外見とは裏腹に非常に穏やかな性格をしています。

かつては4区に集う喰種のリーダー格でヨモと敵対していたそうです。

カネキのトレードマークである眼帯型のマスクを作製した人物です。

亜門 鋼太朗(あもん こうたろう)- 小西克幸さん

20区を担当している、体格の良い男性捜査官です。

十字架のペンダントを常に身に着けています。

真戸 呉緒の最後のパートナーです。

喰種捜査官養成のためのアカデミーを首席で卒業したエリートで「この世界は間違っていて、歪めているのは喰種、そんな世界を変える」という信念を持っています。

そんな中カネキと対峙した時に自身を見逃され、喰種の在り方について考えさせられる描写もあり、人間サイド、捜査官サイドの主観が語られることが多い重要なキャラクターです。

真戸 呉緒(まど くれお)-大川透 さん

20区担当の男性捜査官で、亜門のパートナーでした。

不気味な雰囲気を醸し出す中年男性で、常に手袋をはめています。

喰種の駆逐を使命としていて、同じ喰種捜査官で殉職した妻にとっての仇である「隻眼の喰種」への復讐を目的としていました。

喰種に対してはクズ、ゴミと揶揄するなど残虐非道な態度を取り、人間社会への影響が少ない弱い喰種に対しても容赦なく対応していました。

多くの功績を挙げながらも昇進の意思がなくCCGの職場内でも変わり者と言われていました。

笛口夫妻を殺害し、娘のヒナミも殺害しようとしていたため、ヒナミを守ろうとしたトーカと対峙します。

実力は捜査官の中でも折り紙つきで、トーカを追い詰めますが覚醒したヒナミの攻撃によって形勢逆転し、トーカの手によって殉職してしまいました。

東京喰種-トーキョーグールの外せない見所3選!社会風刺的な側面もある作品である!

ここでは、東京喰種の見所となるポイントを3つ紹介します!

①人間社会と喰種との関わりから考えさせられる「正義」とは?
②リゼの存在、リゼは一体何者なのか?
③喰種と人間の関わり、カネキとヒデ、トーカと依子、そして西尾にとっての貴未の存在とは

見所①人間社会と喰種との関わりから考えさせられる「正義」とは?

東京喰種-トーキョーグールの見どころは、人間社会に紛れ込む人を襲う化け物という世界観において、カネキを軸にして人間側と喰種側の対比を描いたところです。

ただ人間対喰種というバトルモノというわけではなく、人からすれば化け物である喰種の中にも各々の個性、目的があることが物語の中で語られます。

また、1期ではCCG側の亜門を中心に喰種を狩る側の視点も描かれ、この世界の在り方について考えさせられる描写もいくつかあります。

2期以降ではCCG側の物語も描かれ、人間社会にもし喰種のような存在がいたらどうなるのか?といったことや、喰種を通して人間のエゴや差別意識といったものが背景に描かれており、社会風刺的な側面も持っている作品となっています。

見所②

リゼの存在、リゼは一体何者なのか?

東京喰種-トーキョーグールという物語を語る上で外せない人物としてリゼの存在があります。

物語の序盤、アニメでは第1話で死んだキャラクターなのですが、カネキの肉体の喰種化にとどまらず、カネキにとってターニングポイントとなる人への捕食衝動に吞み込まれそうになった時やヤモリに拷問されて精神が崩壊しそうになった時にカネキの心に語りかけます。

リゼの存在

© 石田スイ/studioぴえろ

また謎として挙げられる点として、リゼとカネキが巻き込まれた鉄骨事故で重傷となったカネキの命を救うために、医師の嘉納は独断で同時に運び込まれたリゼの臓器を移植する手術を行ったことです。

嘉納に対しての世間の目は、親族の許可も得ずに臓器移植を行ったことに対して非難の声と、命を救った称賛の声に分かれていたことが物語の中で語られていました。

しかし、手術を施した張本人ならばリゼが普通の人間ではないこと、術後のカネキの異変に対して気づかないはずがないのです。

アニメ第1期の中ではあまり触れられることはあまりありませんでしたが、この謎はその後の物語で非常に重要となります。

見所③

喰種と人間の関わり、カネキとヒデ、トーカと依子、そして西尾にとっての貴未の存在とは

東京23区の町で喰種という人食いの化け物がいる世界の中で、人間から半喰種となってしまったカネキは、人間の時からの親友であるヒデとの関わり方に迷います。

そんなカネキを救ったのは、半喰種であるカネキに当初苛立ちを隠さなかったトーカでした。

高校に通っているトーカにも人間の親友である小坂依子がいました。

トーカは依子に対して本当に大切に思っていて、喰種は人間の食べ物は全般食べられない特性を持ちますが、トーカは依子に手作り弁当を渡されても無理やり喉を通し、吐きそうになりながらもお腹を殴り、絶対に吐き出さず飲み込もうとします。

それはトーカにとって依子が作ってくれたものを絶対に吐き出したくないという思いからでした。

もし他の人間に自身が喰種であることがバレてしまえば、すぐにCCGに通報されて身に危険が及んでしまうので、基本的には人との関わりはリスクしかない、とトーカ自身がカネキに諭しますが、そんなトーカがリスクを省みず関わる人間が依子なのです。

また、カネキを敵視していた西尾の彼女である貴未の存在もあります。

元々は人間を自身の食糧としか考えていなかった西尾でしたが、カネキに反撃によって致命傷を負った時に、西尾を心配して駆け付けた貴未を回復のために食べようとしたことで自身が喰種であることがバレてしまいます。

そんな西尾に対して貴未は、西尾のためなら食べられても構わないと応えます。

西尾が声をかけた時の貴未は、幸薄そうな地味な女性でした。

西尾にとっては交友関係が少なそうな人間の方が都合が良いと考えていたのですが、実はその当時の貴未は最愛の家族を失ったばかりの傷心の状態で、真意はともかく声をかけてくれた西尾に対して恩人のように考えていました。

西尾にとって予想外の貴未の反応は、彼にとって人間という存在の在り方を変えるきっかけとなります。

美食家としてカネキの肉を食うことを目的としてカネキを呼び出した月島は、人質としてその日にカネキと話をしていた貴未を捕えます。

それを聞いた西尾はいてもたってもいられずカネキと共に月島に立ち向かいます。

月島に対して歯が立たない西尾とカネキでしたが、トーカが手助けに来たことで状況は一変し形勢逆転します。

劣勢になり、激情した月島が貴未に襲いかかろうとすると、西尾は自身の危険を顧みず貴未を守ります。

その後月島を撃退し、トーカは自身の正体がバレてしまったために貴未を殺そうとしますが、西尾は再度身を挺して貴未を守ります。

トーカにとっては自身の正体がバレてしまうと自身と依子の関係のが終わってしまうため、何とかリスクとなる貴未を消そうとしますが、カネキが西尾と貴未の関係はトーカにとっての依子と同じだと説得し、貴未に対する刃を下ろします。

人食いの化け物である喰種にとっての人間との関わりは、必ずしも敵対だけでないということを示しており、この話によって私達視聴者にとっても喰種という存在について考えさせられるきっかけとなり、この後の話にも大きなテーマとして関わってきます。

東京喰種-トーキョーグールの基本情報

作品名 東京喰種-トーキョーグール
ジャンル 青年漫画、サスペンス・ホラー、ダーク・ファンタジー、バトルアクション
放送形態 TVアニメ
放映時期 第1期:2014年7月~9月
第2期:2015年1月~3月
第3期:2018年4月~6月
最終章:2018年10月~12月
アニメーション制作会社 studioぴえろ
キャスト
  • 金木 研:花江夏樹
  • 霧嶋董香:雨宮 天
  • 月山 習:宮野真守
  • 芳村:菅生隆之
  • 笛口雛実:諸星すみれ
  • 西尾 錦:浅沼晋太郎
  • 霧嶋絢都:梶 裕貴
  • 亜門鋼太朗:小西克幸
  • 鈴屋什造:釘宮理恵
  • 永近英良:豊永利行
主なスタッフ
  • 監督 : 森田修平
  • 脚本 : 御笠ノ忠次
  • キャラクターデザイン : 三輪和宏
  • 音響監督 : 原口 昇
  • 音楽 : やまだ 豊
原作 石田スイ(「週刊ヤングジャンプ」/集英社)

©石田スイ/集英社・東京喰種製作委員会

東京喰種-トーキョーグール まとめ

本記事では東京喰種-トーキョーグールのアニメ第1期について解説してきました。

東京喰種-トーキョーグールはアニメの続編や映画化など様々なメディアミックスがされていますが、中には賛否両論といった評価の作品もあります。

そんな中でも第1期は特に評価が高く、原作人気が高い分ファンからの目も厳しいですが、そんな中でも物語の構成・ハイクオリティな戦闘シーンなどが人気でした。

原作を知っている方も、全く知らないという方も楽しめる作品になっていますのでぜひ未視聴の方は1度観てみてください!

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この記事を書いた人
FS19

田舎住み登山・キャンプが趣味のアクティブオタク。 ジャンルを問わずアニメ・漫画を楽しむ。 ここ最近アニメだけでなく声優にも手を広げ着々と沼にはまっている。

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