【2023年秋の新作アニメ】ゴブリンの生態や残忍さを緻密に生々しく描く『ゴブリンスレイヤーⅡ』をチェック!

厚手の鎧兜を身に纏い、淡々とゴブリンを狩り続ける青年が主人公のダークファンタジー。アニメ第1期の放映開始後、その独特な設定や世界観で話題を呼んだ本作の第2期が、2023年10月よりスタートします。

第1期開始当初のゴブリンスレイヤー(主人公)は、周囲の人を寄せ付けない雰囲気を醸し出していましたが、パーティの仲間や冒険者ギルドの人々との交流を通じて、少しずつ周囲に打ち解けていく様子が見られました。

そんな第1期の展開や本作の魅力を振り返りつつ、第2期の視聴にあたって注目したいポイントを見ていきましょう。

あらすじ

「俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ」

辺境のギルドには、ゴブリン討伐だけで
銀等級(序列三位)にまで
上り詰めた稀有な存在がいるという……。
冒険者になって、はじめて組んだ
パーティがピンチとなった女神官。
それを助けた者こそ、
ゴブリンスレイヤーと呼ばれる男だった。

(TVアニメ「ゴブリンスレイヤー」公式サイト)より引用

ゴブリンスレイヤーⅡの注目ポイント

センシティブな表現も交えて描かれるゴブリンの残虐性

本作とは切っても切り離せないゴブリンという存在。ファンタジー系のアニメやゲームでは雑魚敵の代名詞のようなモンスターですが、本作でもその例に漏れません。ゴブリンの力、とりわけ知能は極めて低く、1対1の戦いでは見事なまでの雑魚っぷりを見せてくれます。

そう、あくまで1対1での話です。ゴブリンは知能こそ低いものの学習能力を備えているため、1対1で叶わない相手には群れや不意打ちで対処します。第1期の序盤では、ゴブリンを侮った若手冒険者たちが見事なまでに返り討ちにされる展開がありました。

その返り討ちの内容が、男性冒険者はその場で殺され、女性冒険者はゴブリンの群れに犯されるという容赦のなさ。この凌辱展開は単にゴブリンの残忍さを強調するためのものではありません。ゴブリンにはメスが存在せず、種の繁殖のためには他種族の女性との性行為が不可欠という設定に基づいた展開となっています。

こうした理由から、作中でのゴブリン退治のシーンには常に緊張感が付きまといます。『ゴブリンスレイヤー』の世界において確かにゴブリンは雑魚敵ですが、厄介な社会悪として人々の日常の影に巣食っているのです。

主人公の数々の名言も話題に

主人公であるゴブリンスレイヤーの青年は、作中でいくつもの名言を残しています。特に「奴らは馬鹿だが間抜けじゃない」というセリフ。ゴブリンは知能こそ低いが学習能力はあることを、これ以上なく端的に表した『ゴブリンスレイヤー』屈指の名言です。

ほかにも「人前に出てこないゴブリンだけが良いゴブリンだ」というセリフも非常に秀逸。ゴブリンが他種族の女性を自分たちの繁殖に利用すること、その利用価値がない男性は問答無用で惨殺することを考えると、まさに言い得て妙な名言だといえます。アニメ第2期ではどんな名言が飛び出すのかにも要注目です。

ゴブリンスレイヤーの正ヒロインは?

『ゴブリンスレイヤー』には魅力的な女性キャラが数多く登場します。ゴブリンの餌食になる寸前で主人公に救われた女神官、一緒にパーティを組むことになる妖精弓手、冒険者ギルドの受付嬢、幼馴染の牛飼娘をはじめ、挙げ始めればキリがありません。

第1期のラストでは主人公が兜を脱ぎ、仲間たちに初めて素顔を見せるシーンがありましたが、女神官の反応を見ると相当な美形であることがうかがえます(ちなみに視聴者からは素顔が見えない角度のカットになっています)。

第2期では、主人公と女性陣が恋愛関係に発展するのかどうかも非常に気になるところです。初登場シーンでゴブリンに対する恐怖から失禁し、視聴者に強烈なインパクトを残した女神官は、その後の振る舞いや立ち位置はまさに正ヒロインといった様子。牛飼娘や受付嬢も少なからず主人公に好意があるようで、こちらの関係性の進展も見逃せません。

第2期以降でさらにバックグラウンドが深掘りされる妖精弓手のほか、第1期では未登場の女性キャラもいるため、こうしたキャラとどんな関係を紡いでいくのかも気になります。思いもよらないキャラがヒロイン候補の筆頭に大躍進!なんてこともあるかもしれません。

ぶっきらぼうで寡黙な主人公の心を射止めるのは誰なのか?この点にも注目しながら『ゴブリンスレイヤー』の世界を堪能することをおすすめします。

ゴブリンスレイヤーの動画をチェック

TVアニメ『ゴブリンスレイヤーⅡ』第1弾PV|2023年10月放送

TVアニメ『ゴブリンスレイヤーII』ティザーPV|2023年放送

TVアニメ「ゴブリンスレイヤーⅡ」キャラクターソロビジュアル解禁映像①ゴブリンスレイヤー

ゴブリンスレイヤーⅡの原作情報

原作小説が2016年よりGA文庫から刊行されており、原作を蝸牛くも先生が、イラストを神奈月昇先生が担当しています。第1巻の刊行より前にコミカライズが決定しており、2016年より月刊ビッグガンガンで連載開始。コミカライズ版の作画は黒瀬浩介先生が担当しています。

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ゴブリンスレイヤーIIの基本情報

作品名 ゴブリンスレイヤーII
ジャンル ダークファンタジー
放送形態 TVアニメ
放映時期 2023年10月~
アニメーション制作会社 ライデンフィルム
キャスト
  • ゴブリンスレイヤー:梅原裕一郎
  • 女神官:小倉 唯
  • 妖精弓手:東山奈央
  • 牛飼娘:井口裕香
  • 受付嬢:内田真礼
  • 鉱人道士:中村悠一
  • 蜥蜴僧侶:杉田智和
  • 魔女:日笠陽子
  • 槍使い:松岡禎丞
主なスタッフ
  • 監督:髙田美里
  • 総監督:尾崎隆晴
  • シリーズ構成・脚本:倉田英之
  • キャラクターデザイン:加藤裕美
  • 音楽:末廣健一郎
原作 蝸牛くも・神奈月(SBクリエイティブ)

ⓒ 蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー2製作委員会

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この記事を書いた人
ムーサ杉原

フリーランス歴15年以上のおっさんライター。企業広報系のWEBサイトやパンフレット、書籍、情報誌、オウンドメディアなど、さまざまな媒体の取材・ライティングを手がける。年の功のせいかビジネス系からサブカルに至るまで、執筆ジャンルの守備範囲が広め。

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コメント

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