『アニクラ』とは

クラウドファンディングとは

クラウドファンディングとは、「群衆(crowd)」と「資金調達(funding)」を組み合わせた造語で、ある商品やプロジェクトにおいてインターネット経由で他の人や組織に資金の提供や協力などを行うことを指すサービスです。日本では一般的に「クラファン」と略されます。

クラウドファンディングでは様々な分野のプロジェクトが公開され、例えば新しい製品の開発、店舗の運営・開業、新しいサービスの構築、イベントの開催、映画や音楽などのエンターテイメント作品の制作、企業への出資といった、幅広い分野における資金調達に利用されています。

一般的にこれらのプロジェクトには多額の資金が必要となりますが、クラウドファンディングでは不特定多数の人にそれぞれ少額ずつの資金提供を募り、目標額が集まったらプロジェクトを実行・進行することでリスクを軽減する事が可能となります。これにより企業に限らず個人単位で資金を集めることも比較的容易になり、現在では様々なクラウドファンディングのサイト(プラットフォーム)で日々多くのプロジェクトが立ち上がっています。

国内クラウドファンディング市場は今や1,841億7,700万円(2020年)にも上っており、大きな市場基盤が構築されている分野となっています。特にコロナウイルスの影響により、関連商品の開発や苦境に陥った業種の店舗救済といったプロジェクトが急増しており、型に捉われない自由な集客手段として活用されています。

「アニクラ」とは

当サイトで提供するサービス「アニクラ」は、アニメ専門のクラウドファンディングサイトです。

日本のアニメ産業の課題

日本におけるアニメ産業市場は総額2兆円を超えており、現在でも成長産業の一つとなっています。

アニメの制作は現在「製作委員会」方式が一般的で、複数の出資先から資金を募ることでリスクを分散するとともに、制作費の確保、アニメパッケージの収益の分配などが行われています。しかしこの方式はパッケージの収益が下がった場合に制作費にしわ寄せが行くことがほとんどで、制作会社の収益低下、制作現場のブラック労働化が問題となっています。制作会社の困窮化はアニメ作品のクオリティにも直結し、アニメ作品の低クオリティ化、アニメ制作者の流出によるアニメ制作機会の損失にも繋がるため、作品のファンにとってもデメリットの多い環境となっています。

製作委員会に変わる資金調達方法やアニメ制作現場の環境改善が、現在の日本のアニメ業界においての最大の課題と言えるでしょう。

アニクラの役割

アニクラではアニメ制作における「製作委員会方式」から脱却し、ファン・視聴者から直接的に資金調達する「クラウドファンディング」方式を提供することでアニメ制作環境の改善、作品クオリティの向上を目指します。

「アニメ制作者」と「ファン・視聴者」という限られたステークホルダーによるアニメ制作で収益性やクオリティを確保し、制作者の労働環境や生活、ファン・視聴者の楽しさや喜びを守ることを目指すサービスとして、アニメ専門のクラウドファンディングという新しいプラットフォームを提供します。

 

◆アニメ制作者(プロジェクトオーナー)のメリット

  • ファン、視聴者からの直接的な資金調達により収益性を確保する
  • 十分な制作費を確保し、作品のクオリティを保つ
  • パッケージ展開を自身で行いやすくする

◆ファン・視聴者(支援者)のメリット

  • 好きな作品・見たい作品が高いクオリティで観られる
  • 好きな作品に直接的に支援できる
  • 魅力的なリターンを得られる

 

アニメ制作者様(プロジェクトオーナー)へ

アニクラでは、サービスを通じてアニメ制作者様の収益性確保、作品クオリティの確保を目指し、ファンや視聴者の方々に価値ある作品の届けるお手伝いをします。

サービスの継続と運営のために、プロジェクトで調達された資金に対して下記手数料を頂いておりますので、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

 

◆アニクラ資金調達手数料:調達資金に対して15%

※目標金額ではなく実際に調達された資金に対してです。また、資金調達の目標を達成できず、プロジェクトが中止となった場合は手数料はいただきません。(支援された資金は支援者に返金されます)

 

なお、アニクラではプラットフォームの提供の他に、ブランディングや広告・SNS等の運用なども承っております。

サービスについて詳細をご希望の方は、是非一度お問い合わせくださいますようお願いいたします。

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